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K*

  気の向くままにのんびりと

本当にあった怖い話…?

今週のお題「ゾクッとする話」

 

※怖いの苦手な人はあんまり読まないほうがいいかもしれませんが、言うほど大して怖くはないかな?

 

 

若い頃って、何かを感じ取りやすかったりする、と聞いたことがあります。

それは年齢と共に感じ取らなくなっていったりするとも。

そしてそういった話って、どこまでか本当か、勘違いか、はたまた嘘か冗談か…わかりませんよね。私も自分が体験するまでは、テレビの恐怖体験や心霊現象なんかの番組を平気で見ていたのですが、あれ以来、全くダメになりました。

 

年齢ははっきりと覚えていないのですが、両親と8歳下の弟が三人でリビングに寝ていて、私は四畳半に一人、すぐ下の弟は私の隣の部屋にベッドで寝ていた頃のことなので、まだ小学生の高学年に上がったくらいでしょうか…

私の寝ている四畳半の部屋は玄関から入ってすぐの部屋で、その前を通ってリビングへ行くようになっています。リビングには仏壇が置いてあり、その横あたりに両親と弟は寝ていたのですが、ちょうど仏壇の前は三畳半ほどのスペースが空いており、玄関からその仏壇前まではフローリングになっていました。リビングは、両親たちが寝るためにそれ以外には畳を敷いており、他の二部屋も畳です。

ある日の夜中、いつまで経っても寝付けないでいたのですが、ペタペタという、それも子供かな?と思うような足音が聞こえてきました。リビングからだったので、もしかして弟が起きたのかな?と思ったのですが、何か様子が変…

同じところをゆっくり、ぐるぐる回っているような足音。

 

ペタ、ペタ、ペタ、ペタ、ペタ、ペタ、ペタ、ペタ…

 

なんか変?あれ?と思っていたら、勢い良くこちら側に走ってくる足音に変わりました。

部屋に来る!と思ったのですが、そのまま部屋の前を通過し、玄関へ行き、何かを倒した激しい音と、玄関を勢い良く開け出て行く音がしました。

怖いと思いながらも、咄嗟に部屋を飛び出し、玄関の明かりをつけ確認したのですが、玄関の鍵は閉まっています。

でも、立てかけられていた何本かの傘は、倒れていました。

すぐ下の弟のいたずらかと思い、隣に部屋へ見に行ったのですが弟はベッドでぐっすり、リビングにいる両親も、弟も。布団から出た感じもありませんでした。

次の朝、母にそのことを話たのですが、母は「あぁ…」と。

「最近、子供かな?と思う足だけが台所のスリッパ履いて台所を歩いてたからね。それかもね」

ホラーものは一切見れなくなった瞬間でした。

 

その後も何かとちょこちょこあったのですが、今でも思い出すと一番ゾクッとする話をもう一つだけ。

 

私は高校を卒業したら進学せず、就職することに。卒業してすぐはペットショップで働いていたのですが、そこの経営があまりよろしくなく、店をたたむことになってしまったため、一年で辞め、その後音楽教室の受付で少しだけ働きました。

三人だけのお店で、なかなか和気あいあいと働くことができ楽しかったのですが、アルバイトで時給が770円とかなり安く、ほぼ同時に入った同僚はすぐに辞めてしまい、新しい子が入ってきました。

三人でシフトを回すので、必ず一人になる日があるのですが、新しい子も慣れてきた頃、私と先輩が早番の時、元同僚も誘って職場近くで三人で食事に行くことになりました。

食事では楽しい時間を過ごすことができ、さあ帰ろうかという時に私が何か仕事のことでふと、思い出したのでお店に電話を入れることに。

そのときの時間は、最後のレッスンの生徒さんが休むことなく来ていればまだスタッフもいるけど、生徒さんが休んでいたらもう帰っている時間。

その生徒さんはよく休む方だったので、もしかしたら今日も休んでるかもーと思いながら電話のコール音を聞いていました。

しばらく鳴らしたけど出ないのでやっぱり帰ったかなーなんて言っていたら、受話器が取られた音が。

あ、出た!なんて小声で言ってたら、

 

「は〜い、もしも〜し?あははははははははは!!」

 

と、まだ小さな子供のような声が聞こえ、がちゃりと切れてしまいました。

一瞬、間違ってかけたか、と思って携帯の履歴を確認したのですが、そこに表示されているのは間違いなくお店。

ちょっと固まったあと、思いっきり叫んで携帯を地面に叩きつけていました。

一緒にいた二人にも説明し、三人でぎゃーぎゃー騒ぎながらももう一度かけてみることにしたのですが、誰も出ませんでした。

時間は21時過ぎ、その時間は子供のレッスンはありませんので、いたずらで電話に誰かが出るなんてありえません。ましてやお店にかかってきた電話に対していくら新人とは言え、スタッフもそんな出方はしません。

そして何より、新しく来た子は女の子ですがめちゃくちゃハスキーボイス。初めて会った日、風邪?と聞いたくらいに。

次の日、その子に聞きました。昨夜は何時に帰ったか。

生徒さんがお休みされたので、20時40分には店を出たそうです…

ですが実は、それまでにもいろんな怪奇現象がお店内ではあったんです。

でも全部、気のせいだと思おうとしてたのです…が、今回のことは気のせいでもなんでもなく、本当にあったこと。

もうあかん、と思いすぐにお店を辞め、就職しました。

 

 

今でも思い出すと全身鳥肌が立ち寒気がしてきます。

 

 

あれは一体誰だったのでしょう…