ローライのアクセサリー、ローライナー
接写フィルターです。3種類あります。それぞれに最短撮影距離が違い、1、2、3と番号が付いているのですが、1から順に距離は短くなります。それぞれの距離についてはグーグル先生に聞くといっぱい出てくるので割愛。
レンズは二つあるので、二つともに付けないとおかしなことになっちゃう。そもそも二つセットになってるから大丈夫なんですが、たまにテイクレンズのみ、ビューレンズのみ、とかあるんで気をつけてくださいまし。
二枚一組になっていて、薄いのがテイクレンズ用、分厚いのがビューレンズ用となっていて、使うときはバラしてそれぞれに装着します。装着の際、気をつけなければいけないのが、ビューレンズ用には向きがあります。
こんな感じ、赤い点が真上に来るようにします。これにはパララクス補正が付いていますので、うっかり間違えちゃうと大変なことになります。お気をつけて。
1から3まで並べてみるとテイクレンズ用には差はないのですが、ビューレンズ用は厚みが違ってきます。これはパララクス補正の関係かと思います。
ビューレンズ用のフィルターにパララクス補正のフィルターが一緒になったのは戦後だったかな…
(この辺から、ちょっと曖昧なので間違っている可能性の方が高いですから、へーってくらいに流してください)
このタイプが発売される以前は接写用とパララクス補正用は別々で、三枚一組でした。たまたまローライナーを探している時に見つけたのですが、機能や使い方としては同じだそうです。
テイクレンズには接写フィルター一枚、ビューレンズには接写フィルターとパララクス補正用フィルターを二枚、装着するんだそうです。
これはまだ三枚一組なのでいいですが、さらにそれ以前のもの、スタンダード用はどうやら接写フィルター二枚セットだけで、パララクス補正用は別売りっぽいのです。名称もローライナーではなく、プロクサーだったかと。
そもそも二眼レフは接写が苦手です。近ければ近いほど、パララクス補正をしてあると言っても出来上がった写真を見てみると下の方にこんなの入ってたのか、ってことがあります。そのあたりは感覚をつかんでしまえば何とでもなるものではあると思うで、当時はあったら便利だけどなくても何とかなる、ってことだったのかもしれないですね。
ローライは機種によってフィルター径の種類が違ってきますので、自分の持っている機種に合わせて購入する必要があります。
私のものはBay-1です。確か4まであったかな?
ヤフオクなど見ているとどの種類も結構あります。ただ、状態の良いものがなかなか見つからないこともありますし、中古屋さんなんかもいろいろ巡ってみるのも良いと思います。
んで、実際どんな感じなの?って気になるかと思いますので撮り方とか下手くそで参考にもならんかもしれないですがそれぞれ装着してどう写るのか最短で寄って撮ってみました。
モデルは母作編みぐるみバージョンのきすけとあずきにお願いしました。
そして、写真の感じが違うのはごめんなさい、うっかり消したんです…それで後から撮り直しました。まぁそこは、このうっかりさんめ、と思って生あたたく見てやってください。
まず、ローライナーなし、通常です。
結構離れないと撮れませんので、テーブルフォトは難しいです。
ローライナー1。
なかなか寄れています。これならテーブルフォトもいける。
ローライナー2。
かなり寄れます。テーブルフォトも余裕ですね〜。
ローライナー3。
もう腹しか写っていません。花や虫、動物なんかをアップで撮りたいって時にいいですね。
こんな感じです。わかりにくいわ!って苦情は受け付けれませんぜ。悪しからず。
ちなみにちなみに。
それぞれ革ケース付きです!基本ついているのですが、中にはケース無しってのもあります。あってもなくてもいいっちゃいいのですが、ストラップに通せるようになっているので、あると便利です。カバンの中にしまって、ごそごそ取り出すよりもささっと取れるので。ただ、ケースはあっても結構使われていたりしてストラップを通す部分がちぎれてかけていたりするものもありますので、ケースありでもそのあたり確認してる方がいいかも。
少しでも、これから買おうと考えている方の参考になればいいなと思います。
なかなかアクセサリーについて詳しく書いているサイトがなく、自分が買う際に調べた、いろんなかき集めの中の情報だったりするので間違っていたらごめんなさい。